犬たちが教えてくれたこと・・・王国編
東京のムツゴロウ動物王国がなくなって、もうすぐ1年。
大切な場所だったから、あまり人にしゃべったりはしていなかったのだけど。
・・・本当に大切にしてることを人に話すのって少し勇気がいるから・・・
笑われたり茶化されたりしたらイヤだから、つい心にしまいがち。
でもちょっと語ってみようかな。自分のブログだし。

王国は、命の大切さを教えてくれる場であったなと思うのです。

飾らない犬たちの笑顔があって、猫も鶏もミニブタも一緒に暮らしていて
馬の丘には馬がいて、小さな子供でもひとりで乗せてくれました。
道産馬の血をひくやさしい馬達。
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以前いったことのあるテーマパークの”ふれあいコーナー”にいた犬達は
逃げているか、体を硬くしてガマンしてるかのどちらかでした。
犬を飼う前で、久しぶりに犬と触れ合いたくて訪れたのに
すっかり悲しくなって帰ってきた事があります。
王国の犬達は、いつだって自然な笑顔で迎えてくれました。
輝く瞳に迎えられて、どれほど嬉しかったことか。
・・・気の向かない子は、引っ込んで昼寝をしていたりして
そうしてくつろいでいる姿も好きだったりして。

テーマパークなどで、ここはこのコーナー、ここではコレをしましょうと
お膳立てされることに慣れている人には、戸惑うこともあったと思うけど・・・。

犬の出産を、お客さんの見ている前でしているのにも驚きました。
私は立ち会ったことはないのですが、ベットはお客さんが良く通る場所にあって
開園時間内に出産が始まれば、みんなの見守る中での出産となりました。
もちろん、目のあいていない子犬を見ることも出来たし、スタッフの人が持ってきてくれれば
なでる事だって出来たんです。
それでも安心してくつろいでいる母犬。おおらかに育つ子犬たち。
たくさんの命が輝いていました。
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ミルクをあげ、離乳の頃には食べたごはんを吐き戻してあげる母犬。
たくさん食べても痩せちゃって、毛もボロボロになっちゃうなんて、知らなかった。
身を削って育てているんだなと思いました。

また、年老いて動くのが大変になった犬も一緒にいました。
寝たきりにせず、厳しい愛でみんなと一緒のごはん場所まで歩かせ
仲間と共に食べさせる姿。
やがて食べられなくなり、いろんな工夫をして少しでも食べるように頑張っても
やがて訪れる別れ。せっかく友達になった子が命を終えること。
それも、包み隠さず見せてくれました。
最後まで精一杯生きた姿が、私の心に焼き付いています。
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事故で後足が立たなくなった犬。
危ないからと他の犬から隔離したら、それまでだったでしょう。
でも、仲間の中に毛布をひいてそこに陣取り
気に入らないヤツには、来るな!と吠え
ちょうどたくさん誕生していた柴っ子たち(あすかもいました!)に
寄ってたかってジャレかかられ・・・・。
奇跡の回復をみせ、歩けるようになりました。

生まれ来る命の輝き、終えてゆく命の最後のきらめき。
思うように動けない中で、輝いて生きる姿。
そういう姿を、丸ごと見せてくれる場は、核家族化の進んだ今の世の中では
とっても貴重な場所だった気がします。
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またいずれ・・・との、再起の言葉を信じて・・・。
大切なことを伝えてくれる場所が
また形を変えて戻ってくるように、祈っているのです。
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[2008/11/19 11:20 ] | 思うこと・・・つれづれ | コメント(6)
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コメント
私も毎日祈っています~。
早く戻ってきてほしいです。

私は通い始めるのがかなり遅くて、閉園前に3回ほど行けただけでした。一日中いても飽きることなくて、すっごい楽しい思いをしていました。ちょうど柴っこ祭りだったし。

私は自分があまりにも楽しかったし、友達の子供が犬が好きということで、お勧めをしてみました。
でも、やまとっちさんが書いているように「ここはコレ」とか「このコーナーはコレ」というのがないので友達は楽しめなかったみたいです。「ただ犬とかネコがいるだけでイベントもなにもなかったしいまいち・・・」と感想でした。
んー、残念、楽しんでもらえなかったか、とも思ったけどまあ人それぞれなので。

そしてここを読んで知ったのですが、出産シーンも見ることができたのですね!うらやましい!見たかったな~。
[2008/11/19 15:16]| URL | カオル #- [ 編集 ]
行ったことがないまま…
ムツゴロウ王国、知っていましたが、
いく機会のないまま閉園してしまい、残念でした。

この日記を読んでどういう所なのか推測。
きっと私ははまっただろうな~~~!!
お膳立てしてもらわないと何もできないのではつまらないですよね。
そもそも、動物とのふれあいは、
自分から見つけるものなのだから。

再興したら、ぜひ行ってみたいです♪
[2008/11/19 16:10]| URL | アサママ #/1ztqa4g [ 編集 ]
やまとっちさんの記事を読んで涙が出てきました。
間もなく一年経つんですよね。
昨日、サマーの所を通り、いろんな事が甦ってきました。

チャチャの出産には立ち会えなかったけど、うり、シグレには営業時間を押して立ち合わてもらいました。
どうやったら食べてくれるだろう?と、差し入れに工夫をしたベルクの訃報を聞いたのも山田大橋でした。
カリンが事故に遭った時もたくさんの人がリハビリに協力してくれましたね。
あの時のKさんの姿は今も忘れません。
たくさんの命のドラマを肌で感じさせてくれた王国でした。

必ずやってくる、猫足スタンプと駆け回る犬達、、、、私も待っています。
[2008/11/19 20:59]| URL | マミィ #ogZELlWA [ 編集 ]
カオルさん♪
うちは、やまとを向かえる準備をしてるあたりから、やまとが落ち着くまでの間、
ちょうど東京に王国があったので・・・。
石川さんにアドバイスをいただいたり、ドックランで遊んでもらったり、
ドックランにやまとを預けて中に遊びに入ったり、本当に思い出深い場所です。
出産は私も立ち会ったことはないのですが、1週間くらいの目のあかない子犬は、
触らせてもらった事がありますよ♪

アサママさん♪
アサママさんなら、きっと犬に埋もれて1日いてもニコニコしていそうな場所でしたよ。
犬と一緒に入れないのは残念だったけど、ドックランを利用してる時なら、
インストラクターさんに預けて入れたりしました。
やまとにとっても「ドックランに置いてかれちゃう」体験は衝撃的で、
とてもよい経験になったなと思います。

マミィさん♪
あの辺りを通ると・・・思い出しちゃいますね。
閉園以来、いまだに、あの駐車場にやまあすを連れて下りたことはありません。
チャチャは、小屋の床下でひとりで産んじゃったから、誰も見てないのですよね。
すぐに引っ張り出してもらって、明るいところで育ったから、あすかは明るい子に育ったけど♪
[2008/11/20 07:19]| URL | やまとっち #- [ 編集 ]
王国は、本当に素晴らしい所だと思います。
やまとっちさんのおっしゃるとおり、私たちが日頃忘れがちな
命の輝きをどっぷり見せてくれる所だと思います。
犬やネコや、身近なはずの動物のあるがままの姿の
新発見や再発見が沢山沢山ありました。
とても貴重な所だと痛感しておりました。
閉園に近いある日、王国でチャチャっ子たちと遊ばせていただきました。
今にして思えば、あすかちゃんもいたんでしょうね!
写真、見直してみよ~♪
[2008/11/21 22:48]| URL | achi #EhE2PCo2 [ 編集 ]
achiさん♪
王国にいるあすかたちと遊んでくださったのですね。
じゃ、achiさんは、小さなあすかに経験という宝物をくれた人の中の
おひとりですね♪ありがとうございます(*^_^*)
でも、兄弟達といるチビあすの写真見ても、
私も見分けがつかないと思います~(^_^;)
[2008/11/23 07:22]| URL | やまとっち #- [ 編集 ]
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