いろんな気持ち
(いつもの土日の日記は↓にあります~!)

吠える、唸る、かむ・・・問題行動といわれるものの代表ですね。
確かに、やめさせなくてはいけない場合もあるけれど
吠えたり、唸ったり、噛んだりしたら、もれなく全て悪い事でしょうか?

ひとつの行動にひとつの意味という訳ではなく、いろんなニュアンスにより
いろんな意味を持つのではないでしょうか?
その意味、犬が言おうとしている事を考えずに、吠えたから悪い子、
噛んだから悪い子では、ちょっと、なんというか、狭すぎると思うのです。

吠えるのにも、いろんな声がある。大きさも高さも声色も。
唸るのだって、いろいろある。そのときの体の動きとかもあわせて「言葉」になっているし。
噛むのだって、いろいろある。噛むと書くのと、咬むとかくのと、イメージが違うように。
ホントは「噛む」ではなく「口を使う」を表現した方がいいくらい。
ホントにいろんな噛み方がある。口はいろんなことに使うから。

だって、人だってそうですよね。たとえば・・・「バカ」という言葉。
良くない言葉だし、人を傷つける言葉だけど
言い方によっては、軽くからかっているだけだったり
親しみを込めた表現だったり
愛情までこもっている時だってある。

吠えちゃダメな時もある。
ケンカをせず、ガマンしなきゃいけないときもある。
そういう時は、しっかり叱って教えるべきです。
でも、だからといって、吠える事が全てダメ、唸ったり噛んだりも、どんな時でもダメでは、
犬たちは気持ちを表現する手段が奪われてしまうと思います。

たとえば、本気の喧嘩を避けるために唸っているのに、それを完全に封じ込めてしまったら
警告なしでいきなり大喧嘩ってことになるのではないでしょうか。
イヤなことを、本気のケンカにならない程度に、上手に「ヤダ!」って
言えることだって、すごく大切な事だと思うのです。
気持ちを表現する手段として、許容される唸り声や口の使い方もあると思います。

子犬の頃からいろんな犬と付き合い、いろんな人と付き合って育っているなら
ちゃんと社会性は育っているはず。
そうして育ってきた中で、いままでなかった「悪い子」に見えるような行動が
出てきた時に「ああ、なんて悪い子になっちゃったんだ。困った」じゃなく
「ウチの子がそうするからには、絶対何か言い分がるはずだ」
と思ってほしい。
今まで共に暮らし、築いた犬との絆を、もっと信じて欲しいのです。
そして、徹底して観察して欲しいのです。新しく時間をとる必要はありません。
いつもの一緒にいる時間に・・・散歩中に、ドックランにいる時に
また、ウチでくつろいでいるときに・・・常にそういう観察する目で意識して見て欲しいのです。

どんな時に、どんな相手に、どんな風に、何を言っているのか。
家族がいるのなら、ぜひ、家族とも意見を交換して欲しい。
そうした中から、犬達の本当の言い分が見えてくると思うし
それが分かれば、別段「悪い子」な訳じゃないと気づく事の方が多いのではないでしょうか。
せっかく言い分が分かったのに「でも、唸るのは(噛むのは、吠えるのは)悪い事だから」と
一律に禁止したのでは意味がないわけで・・・。
叱ったり、禁止したりする事ではなく、
ちゃんと言葉に出して「こうなんだよね、分かったよ」と伝え、犬の気持ちを受け止める
だけでも、変化が見られるときもあります。
さらに、状況に応じてなだめたり気分転換するだけで、解決する事も多くあると思います。
そうして教えてゆくうちに、犬たちも『上手に』吠えたり唸ったり噛んだり
出来るようになると思います。

感情を持って、コミュニケーションをとって生きているんだもの。
ロボットのように「このボタンを押したらこの行動」
「この色のランプがついたら怒っている」というような単純なものではないはずですよね。

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[2010/02/01 07:00 ] | 思うこと・・・つれづれ | コメント(0)
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